Call of War 攻略ブログ

Call of War の初心者が 勝利を手にするまでを易しく実践的に解説します!

Call of War は システムソフトの名作 大戦略 の様に実戦兵器操作の楽しみをブラウザ上でリアルタイムに行える対人シュミレーションゲームで、将棋チェスのボードゲームの戦略的要素を併せ持ち、そこに外交交渉の側面を加味した 奥の深いゲームですが、1ラウンドのプレー時間が長い(進行時間が遅い)ので 経験・要領を得るまでに時間がかかること、また 戦略・操作項目の多様性ゆえ、ゲーム参加時点で何をすればよくわからない等悩みを持たれているプレーヤーも多いと思われますので、初めてのプレーヤーでも勝利できるまでのノウハウを易しく解説した攻略ブログです。

ゲームの詳細概要については、Call of War Wiki が詳しいのでそちらを参照頂き、ここでは ゲーム開始したら まず何をしていけばいいのか、どうしたら 勝利できるのか、の具体的手順と考え方を 主に初心者の方を対象に解説していきます。

  •  ゲームに参加したら まず何をしたらいいの?  
  •  どうしたら勝てるの? 
  •  個別戦術、及び よくある疑問点、注意点

まず何をしたらいいの?

このゲームには いろいろな対戦マップがありますが、初めての参加者に用意されているマップは、太平洋制覇(または 欧州・国家の衝突) で、ここでガイダンスに従って最低限の操作項目を学ぶことができます。ただ 太平洋制覇のマップは参加人数50人の大マップで 終了するまで2週間近くかかり また 参加者も初級者中心ながらもレベル・経験値の違うプレーヤーとの対戦で、新規参加者には色々ボーナスがありますものの 初めての参加者がここで勝ち切るのは容易ではないと思います。ここでは 負けて当然と割り切り、どんなゲームなのかなんとなくわかれば十分かと思います。 その後は 欧州‐国家の衝突(Europe-Clash of Nations)等のプレーヤ数が比較的 短期間で終了するマップで 数多く対戦することで、経験値を上げて行きましょう。

さて、全てのゲームマップに共通して、 開始後(序盤戦)ですぐにやるべき事項を流れに沿って列挙しますと、下記の様になります。

  • 兵器生産の為、兵器工場を建設 :   各国には 兵器ユニット/資源の生産できる都市が5つ配置されており、(以下 重要都市と呼びます)この都市をクリックして 建設ボタンを押します。建設できる項目として ユニット生産欄に兵舎、軍需工場、戦車生産工場、航空工場、海軍基地、秘密の研究室が出てきますので、初期段階では 軍需工場の建設を急ぎます。理由は後述しますが、5つの重要都市のうち 3ないし4つの(隣国に近い)都市で  軍需工場の建設を開始します。残りの1~2つの重要都市は 戦車生産工場で宜しいかと思います。
  • 資源資金生産の為、工場を建設 :   同じく重要都市をクリックして領地の経済欄にある、『産業』ボタンを押して 資源生産工場の建設を開始します。各重要都市には それぞれ異なる資源が割り振られていますので、5つの重要都市の全てで建設(産業レベルのアップグレード)を開始します。
  • 研究 で 兵器の開発を開始 :                 研究には兵器ごとに6種のタブがありますが、まずは 軍需品のタブで『砲兵』と、戦車タブで 『装甲車』を選び、研究開発を開始します。装甲車はすぐに開発が完了しますので その後は『軽戦車』を開発、また 砲兵の開発後は 取り合えず 歩兵タブの歩兵あるいは軍需品タブの対空を開発します。これ以降は どのような軍隊組織にしていくのかにより、優先開発すべき兵器が変わってきます。将来的な 軍備開発の考え方は、「どうしたら勝てるの?」欄で 別途述べていきます。
  • 産業都市で工場を建設 :       初心者向けマップでは 初期資源・資金が多めに設定され資源・資金に余裕あると思いますので、重要都市での工場建設に加え、産業都市(資源アイコンのついている都市)で工場の建設(地場産業レベルのアップグレード)も開始します。なお、アイコンの無い一般都市は、序盤においては 特に何も建設する必要はないでしょう。
  • 初期兵力の再配置 :         初期に配置されている歩兵等の兵力を、隣国国境に近い各都市に再配置します。特に 隣国に近い重要都市には重点配置するようにします。ゲーム開始早々 他国に侵攻するプレーヤーもいますので、警戒を怠らないようにしましょう。序盤で 重要都市を占領されると資源・兵器の生産が遅れ、その後の展開に致命的なダメージとなります。
  • 兵器生産 :             軍需工場の建設 及び 砲兵の研究が完了しましたら、各軍需工場で 砲兵の生産を開始します。また、装甲車の開発、戦車生産工場建設も完了しているでしょうから、装甲車の生産を行います。特に 砲兵の生産は継続的速やかに行い、少なくとも 10ユニットになるまで集中生産します。
  • こまめに状況確認 :         序盤での兵器開発/工場建設、兵器生産は 一刻を争いますので、こまめにログインして(少なくとも2~3時間おき)  開発建設 及び 生産状況をチェックし、兵器(特に砲兵)は 生産完了次第、 資源資金の許す限り 次の生産を継続します。 なお、スターターパック(有料課金)にも含まれている、最高司令メンバーになると、建設・兵器生産の自動連続設定が可能になり、これを活用すればチェックできない状況(就寝中)でも自動生産・建設してくれるメリットがあります。(⇒ 最高司令メンバーになると どんなメリットがあるの?ご参照。)

どうしたら勝てるの?

このゲームに限らず 一般的に対戦型のゲームにおいて勝利するには、局地的な戦闘の上手さ(戦闘の経験値)に加え、その前提として 対戦相手より 高性能の兵器を如何にいち早く開発、大量生産できるか、また その為の資源資金を如何に効率的に開発・調達管理できるか、に係っていると言えます。さらに、このゲームでは 外交の要素も関わってくる為、上手に外交交渉を行うことも重要な点になります。
また、囲碁や将棋でも 序盤中盤終盤 それぞれの場面での考え方・戦い方があるのと同様、時間の経過(経過日数)と自国・他国の状況に応じ、軍事行動・開発生産活動・産業振興あるいは外交活動も変化します。つまり 場当たり的にゲームを進めていくのではなく、ゲームの進展に応じて大局的に作戦計画を策定しそれを遂行、その結果を分析し計画見直しを行う、ことを繰り返し、最終的な勝利を目指すことになります。以下、序・中・終盤毎の、作戦立案に際しての考え方、軍事行動、生産活動、産業振興の具体的な行動指針について記述していきます。

序盤(ゲーム開始から3日目まで)

ゲーム開始から3日目(ゲーム上での経過日数)まではとても重要な時期で この期間中での作戦遂行結果が ゲームの勝敗を決すると言っても過言ではありません。富国強兵の支出バランスに留意しつつ 生産体制拡大・軍備増強を目指し、併せて 隣国の動き状況を偵察分析し、外交交渉を含め自国の防衛体制・安全を確認後、何れか1国の複数の重要都市及び首都を占領することを目標としますので かなり忙しく重要な期間なのです。

  • 産業振興(工場の産業レベル):     3日目までに 全ての重要都市の工場の産業レベルを最低でもレベル2まで上げておきます。一部の重要都市では産業レベル3への建設が開始されていることが望ましいです。初期の資源資金の製造能力アップは 終盤まで全局的に影響します。中盤以降に生産すべき 高性能兵器は研究開発費、製造費に多額の資源資金を必要としますので、この段階から工場の産業レベルを上げておかなければならないのです。余裕があれば 産業都市の工場産業レベルも上げておきます。なお、工場の産業レベル3以上になると、建設費用が高く、建設期間も長くなってきますので、どの資源を産出する産業を優先的にレベルアップするか、考慮する必要があります。これは 今後どのタイプの兵器を生産して行くかと密接に関係していますので、詳しくは ⇒兵器種と資源の関係、をご参照ください。
  • 兵器開発・同工場建設 :        3日目までに 種々の兵器開発が可能になりますが、どの兵器種を優先的に開発していくかは 好き嫌いで適当に選ぶのではなく 自国の立地状況・今後の展開・国毎の兵器ドクトリン(日米独ソ別の兵器種長短 ⇒ 兵器ドクトリンとは ご参照)を考慮して開発・生産順序を決めます。日本、フィリピンの様な海洋国家は 海軍兵器の開発生産が優先(潜水艦→戦艦→駆逐艦)されます。大陸国家においては、この期間においては直接攻撃兵器(歩兵戦車等 敵ユニットと接触して攻撃する兵器群)よりも 新たな間接攻撃兵器(自走砲、ロケット砲 及び戦術/戦闘爆撃機も含む遠隔攻撃可能な兵器)の開発生産を優先させるべきでしょう。(⇒ 直接・間接攻撃兵器の長短 、ご参照)大陸国家においては、開発が進む間 引き続き 砲兵の生産を継続し、ロケット砲の研究/秘密の研究室の建設が完了したら ロケット砲の生産に切り替えて行く様にします。(ロケット砲は 対人攻撃力が高いので、初期に配置されている歩兵の攻撃の主役になります。以降、砲兵は生産せずに レベル2へ研究後、アップグレードしていきます。)戦車類は 装甲車・軽戦車の生産数Unitに留め また 歩兵の生産も行わなくて良いでしょう。初期レベルの戦車類、歩兵は 攻撃力が低く 費用対効果が悪い為、むしろ防御力を生かして都市防衛用として扱います。(⇒ 直接攻撃兵器群による他国都市占領攻撃注意点 ご参照)他国からの急襲によりやむを得ず生産しなければならない場合を除き、資源・人材は 旧式の兵器の生産には使用せず、今後研究開発される高性能兵器群の大量生産の為に温存(産業のレベルアップに投資)しておきます。 
  • 隣国分析、外交 :                各国とも 2~5か国の国と隣接していると思いますので、隣国がどの様なプレーヤーなのか観察・分析します。本ゲームに参加するプレーヤーの内、半数以上が放置プレーヤー(参加だけして、あとは何もしないで放置状態、⇒非アクティブプレーヤーとは?参照)ですので、どの国が放置なのか、あるいはアクティブプレーヤーなのか(勝利を目指しゲームを継続しているプレーヤー)を索敵範囲の広い装甲車を国境付近に移動、または 迎撃戦闘機を素早く飛ばして 隣国の都市の兵力配置状況、動きを観察します。兵力が国境近くの都市に集結している動きがある、重要都市内の建設が複数実施されている、他国に侵攻している国があれば、それはアクティブ プレーヤーとみなします。近隣国にアクティブ プレーヤーがいる場合、そのプレーヤーの実力・経験値を分析判断します。(⇒ プレーヤーの実力はどうやって分析するか?ご参照)強い相手と判断したら、攻めてこない様に外交的手段で不戦協定の締結を試みます。(⇒ 強そうな隣国との外交手段、ご参照)。このゲームで勝ち残る為には、序盤で攻め込まれない事、また 攻め込まれても防衛、反撃できる体制を取っておくことです。(⇒序盤での防衛体制は どうするの?ご参照)よって、アクティブプレーヤーとの良好な隣国関係、あるいは 攻め込まれても対応できる防衛体制が整わない内に、他国と交戦・侵攻していくことは、慎むべきでしょう。このように 自国の安全が確保されたと判断できて、初めて他国への侵攻を開始します。都市数の少ないAI国(AIによって、操作されている国。)及び 非アクティブプレーヤーと思われる国が対象となります。できれば 3日終わるまでに、1~2国の複数重要都市(特に 首都)、望ましくは 隣国の全領土を占領しておきたいです。

中盤(4日目から7日目まで)

3日目まで 生き残っていれば、勝利への確率は格段に高くなります。 3日目終わった時点で、非アクティブプレーヤーがはっきりし、どの国・プレーヤーが強そうか もわかってくる頃です。自国の更なる領土拡大、安全保障を睨んで外交(相互不可侵協定締結、同盟加入等)も重要になってきます。

・産業レベル :               産業レベルは引き続きアップグレードを行い、できれば 7日目までに レベル5を目指します。高性能兵器の開発、数量確保には資金資源が必要ですので、産業レベルのアップグレードは優先的に行っていきます。

・兵器生産  :               高性能兵器(航空機、間接攻撃兵器、艦船)は、開発レベルを上げるよりも、まずは 数の確保を目指します。少なくとも 各種 10Unit 以上は生産します。
 先に開発レベルを上げてしまうと生産日数がかかってしまい、敵からの攻撃、他国侵攻に対応できる十分な数量が間に合わないので数を揃えてから 戦況を見ながら開発レベルを上げていく方が実戦的と思います。各種兵器工場は 資金資源の余裕ができたらアップグレードを進めますが、研究開発の進展度合いに応じて必要性を考え、中盤時点では産業レベルのアップグレードを優先させましょう。

・外交    :               3日目すぎると非アクティブプレーヤーが増えてきます。もしアクティブプレーヤーが数か国(滅多にないですが)であれば、ソロによる勝利を視野に入れて、非アクティブ国への侵攻占領国数を増やしていきましょう。ただし 普通は10プレーヤー程度は残っているでしょうから、この場合は そろそろ連合を組む相手を探していくことになります。連合を組む相手の候補としては 既に最低1~2か国を占領している国(既に ポイントを稼いでいる国で ゲームを続ける意思があると思われるプレーヤー)を対象とし、また 連合勝利の場合 勝利ポイントの65%を連合国で獲得する必要がありますから、連合を組んだ際に効率良くポイントが取れそうな相手を探すことになります。外交に関する戦略は状況により様々な考え方、方針策定が有りうると思いますので、いくつかの例を挙げて、別途考察してみます。(連合組成 に関する考察1、ご参照)                       

終盤(8日目以降)

  • 産業レベル :               重要都市の産業レベルはすべて5になっておるかと思いますので、産業都市のレベルも全て3まで上げます。また、資金的な余裕があれば占領した都市の重要都市の産業レベルを上げることも検討します。但し、占領都市の生産量は自国都市の4分の1なので どうしても不足がちな資源で 都市の修理程度で建設できる都市を探します。    
  • 兵器生産・研究開発:            高性能兵器類は既に十分な量が確保されているかと思いますので、他国の状況を勘案しながら 今後の仮想敵国との対戦が有利になると思われる高性能兵器の開発レベルを上げていきます。レベルが上がるほど研究開発の時間がかかるので、どの兵器の開発を急ぐのか良く検討することが大変重要です。
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